前々回の続きになります。
藤原園花ちゃんに刺さっていた物体が
イカリムシであるということが発覚。
知らず知らずのうちに、金魚二匹とイカリムシ一匹(とその子供無数)を一生懸命育てていたことになります。

藤原園花ちゃんの尻びれに一匹、五十嵐洋一さんの左胸びれに一匹。
この時点で、藤原園花ちゃんと共に我が家の水槽にイカリムシがやってきて5日ほど経っていました。
そもそも、イカリムシとは何ぞやということですが、イカリムシとは
体表にイカリ虫の幼虫が入ってからイカリ状の触手が魚体にくい込み
寄生することからその名がついたそうで、もとは節足動物の仲間です。
このときは夏場ということもあり、水温は27℃を超えていました。
この環境場合、成体は3週間で10〜15回産卵し、総数で4000個強の卵の90%が孵化。
はい、考えたくもないですね。
寿命は水温27度で 1.5ヶ月(固着寄生4週間)とあります。
卵は1.6日〜3.3日の間に孵化(メタノープリウス期)し、浮遊性(ナウプリウス期)になるのに3〜4日掛かります。
なんだか読んでいるとイカリムシ根絶までに相当時間がかかりそうな気がしてきますね。
私も当初は完治するまで1〜2ヶ月はかかるだとうと想定していました。
しかし、一般的な水槽内で発生した発見初期の場合
大体2週間程度で根絶可能だと思います。
ただし、水槽の完全消毒とリセットが必要になります。
その治療方法ですが、まず用意しなくてはならないのは
お薬ですね。
それから
毛抜きかピンセット。
これはイカリムシの成体を抜くのに使います。
あと薬浴用の
水槽、または
バケツでもかまいません。
私はいつも薬浴にはバケツを使用しています。
その時は、1リットル単位でメモリがついていてる、10リットル以上入るバケツがお薬の量を量るときに便利です。
あとは
エアレーション装置と
エアストーン、それをつなぐ
チューブが必要になります。
まずお薬ですが、リフィッシュというお薬を使います。

このお薬の良いところは、イカリムシに食いつかれた傷から感染する
赤班病や穴あき病、松かさ病などの二次感染を防ぐ効果のあるお薬も入っているということです。
私の場合、イカリムシだと判明する前は赤班病を疑っていたため
偶然にもグリーンFゴールドという、二次感染の原因となるエロモナス菌に効くお薬で薬浴させていました。
結果、これらの病気に感染するリスクから遠ざけることができていたわけです

。
さてさて、やっかいなのはこのリフィッシュというお薬の分量。
パッケージを見てもおわかりいただけるかと思いますが
12トン用と書いてありますね。
12トンですよ?もはや水槽の粋を超えています。
多分、池用に売られているのかと思います。
ということで、説明書にある分量表示も、一番小さい単位で
「160リットルにつき添付さじ2分の1」とあります。
もやは10リットルバケツ単位で分量を量ることは無理です。
なので私の場合、まず付属のさじ(これがかなり小さい)一杯分を紙の上に置き
楊枝などを使ってこまめに分割していき、2リットルのペットボトルに
提示の分量より濃度の濃い水溶液を作りました。
さらにその水溶液を10リットル水槽に薄めて使用するという手段を取りました。
濃度の計算がめんどくさいです。理数系の方なら、一発だと思うのですが・・・

小学生の時に算数で勉強した食塩水の計算がこんなところで役立つとは・・・。

で、恐る恐る薬浴開始です。

イカリムシにやられつつも、元気いっぱいな藤原園花ちゃんと五十嵐洋一さん。
長くなってしまったので、今日はここまでにします。
実は薬浴の前に、やらなくてはいけない重要なことが1つあるのです。
それは、
食い込んでいるイカリムシを引き抜くということです。
これは、また次回詳しくお話しようと思います。
つづく

・・・藤原園花ちゃんのひとりごと・・・

「園花、なにも悪くないもん!」